【ニュースリリース】小型オンラインUPS「UPS310HS」バッテリー期待寿命を5年から7年に改善してリニューアル発売
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小型オンラインUPS「UPS310HS」バッテリー期待寿命を5年から7年に改善
コンパクトタイプUPSの全ラインナップを長寿命7年化に
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株式会社ユタカ電機製作所(所在地:東京都品川区西五反田7−25−5,代表取締役社長:倉橋 義孝)は、小型・常時インバータ給電方式・正弦波出力の無停電電源装置(オンラインUPS):「UPS310HS」のバッテリー期待寿命を5年から7年に改善し、4月1日(水)より出荷する。価格は従来据え置きとする。
「UPS310HS」は、家庭やSOHOで使用される消費電力の少ない、デスクトップ用PCやネットルータ、無線LAN、また近い将来に解禁になるフェムトセル(携帯用簡易基地局)等向けに最適な出力容量:350VA/250Wで、標準販売価格:52,290円(49,800円(税抜))の低価格を実現した。
常時インバータ給電方式・正弦波出力の無停電電源装置(オンラインUPS)は、出力の信頼性・安定性や波形の品位が最も優れていると言われる方式で、主に業務用に使われている。「UPS310HS」発売までのオンラインUPSは、最も少ない出力容量(500VA/350W)で、最も安価なものでも標準販売価格が10万円近くしていた。(※1)
今回のバッテリー寿命の長期化と既採用の長寿命ファンにより、一般的なICT機器の使用期間:5年であれば、メンテナンスフリー(※2)に使えるので、TCO(Total Cost of Ownership:コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる総費用)は、バッテリー寿命の短い、同出力容量クラスの常時商用給電方式のオフラインUPSに比べ遜色ない。
一般にコンセントから供給される商用電力は、送電経路上で発生するトラブルやコンセント近くにある大電力機器の影響でノイズを含み安定していない場合がある。また近年、UPSにつながる機器も低消費電力化のため、低電圧でCPUを駆動するようになり、微小なノイズによる誤作動が生じ易くなっている。
オンラインUPSは、通常時にはコンセントからの交流を直流に変換した電力を、また停電などの異常時にはバッテリーの電力を、インバータでノイズの少ない正弦波に変換しているので瞬断なく安定した電圧・波形の電力を常に供給する。
従って、通常時には商用電力をスルーに出力し、停電時にはノイズ成分を含む矩形波を出力する一般的なオフラインUPSに比べ電源トラブルが皆無になる。
「UPS310HS」は、ミッションクリティカルな業務に使うオンラインUPSの環境をコストパフォーマンス良く提供する製品である。
当機の改善により同社の「UPSmini500シリーズ」(500VA/300W、オフラインUPS)と「SuperSmartシリーズ」(500VA/400W,1kVA/800W、オンラインUPS)を併せ、同社のコンパクトタイプUPSは全てバッテリー期待寿命:7年になる。
(※1)同社調べ。
(※2)バッテリー寿命は使用環境温度により変化する。
製品仕様
UPS310HS | ||
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出力容量 | 350VA/250W | |
給電・出力方式 | 常時インバータ給電・正弦波出力 | |
冷却方式 | 強制空冷 | |
停電切替時間 | 無瞬断 | |
入 力 | 電圧/変動範囲 | AC80〜132V 但し起動時AC85〜132V |
周波数/変動範囲 | 50/60Hz±5% | |
最大入力電流 | 4.2A | |
出 力 | 定格電圧/精度 | 100V±3% |
周波数/精度 | 50/60Hz±0.1%以内 | |
電圧波形歪率 | 2%以内(抵抗負荷時) 6%以内(整流器負荷時) | |
過負荷耐量 | 110%(1分間) | |
バ ッ テ リ | 種類 | 長寿命(7年)小型シール鉛蓄電池 |
停電補償時間(初期値) | 5分(250W負荷時) 17分(125W負荷時) 51分( 50W負荷時) | |
そ の 他 | 外形寸法(幅×奥行×厚み) | 250×381×69mm |
質量 | 7.5kg(本体) |
お客様問い合わせ窓口
株式会社ユタカ電機製作所 東日本営業グループ
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