【ニュースリリース】電源を未来的に管理するネットワーク対応UPSソリューションボード「Advanced NW Board」を新発売
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独自OSシャットダウン、sshv2対応で導入しやすく、パフォーマンスも15倍
監視ソフトウェア不要「ネットワーク対応UPSソリューションボード」を新発売
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株式会社ユタカ電機製作所(所在地:東京都品川区西五反田7−25−5,代表取締役社長:倉橋 義孝)は、UPS監視ソフトウェアを使用せず、UPS(無停電電源装置)に接続された最大64台のコンピュータをネットワーク経由で安全にシャットダウンさせ、また、スクリプト設定によりUPSを自動起動・自動終了などができる、ネットワーク対応UPSソリューションボード「Advanced NW Board」を2009年2月5日(木)より新発売する。価格は68,040円(税込)。初年度3,000枚の販売を見込む。
同社は、従来UPS監視ソフトウェアをインストールしたコンピュータを介さないとできなかったUPSの設定・制御・監視・状態表示・記録・ネットワーク通信など高度で多彩な管理機能をUPS本体側に持たせるオプションボードを業界に先駆けて開発してきた。
今回発売する「Advanced NW Board」は、sshv2に対応しており万全のセキュリティが要求されるシステムへの導入が容易にでき、搭載するCPUは、Mips系400MHzで同社製既存品のSNMP WEB BOARDに比べ、スクリプト数が16組から64組になり、パフォーマンスも15倍増強されたのでストレスなく実行できる。
「Advanced NW Board」を搭載したUPSは、Telnet,sshでログインできるコンピュータならOSの制約が無くなり、OSに対応するUPS監視ソフトウェアも不必要だ。独自OSサーバのシャットダウンに対応でき、UPS監視ソフトウェアを全てにインストールする必要があった1Uサーバ、ブレードサーバの設定作業をWebブラウザからGUIベースで行うことができるので大幅に簡易化することになる。また、今まで困難だったハブ、ルーター、レイヤースイッチなど通信機器の遠隔からの電源切断・再投入ができる。さらにバックアップ対象のコンピュータがダウンしている場合やUPSが停止している場合でもボード自体は動作しており、異常時にはイベントを発行し、自動メール送信するので、安定性、継続性の確保にも寄与する。
「Advanced NW Board」は、UPSに自律的で安全・安心な最適電源管理機能を持たせる最強のソリューションだ。
製品仕様 [既存品との比較]
Advanced NW Board | SNMP WEB BOARD (既存品) | ||
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ハード ウェア | CPU | Mips系 400MHz | SH2 44MHz |
イーサネットポート | 10/100Base 全二重 自動判定 | 10/100Base 半二重 自動判定 | |
動作温度 | 0〜55℃ | ← | |
ハードリセットスイッチ | あり | なし | |
ウォッチドッグタイマー(WDT) | あり | なし | |
ソフト ウェア | 対応OS | Telnet,sshv1,sshv2 でログインできるOS | Telnet,sshv1 でログインできるOS |
スクリプト数 | 64組 | 16組 | |
スクリプト対応プロトコル | Telnet,sshv1,sshv2 | Telnet,sshv1 | |
スクリプト同時実行数 | 全て20組 | Telnet= 4組 sshv1= 1組 | |
機能 | メール送信先 | 4グループ (1グループ×4ヶ所) イベントの種類により グループ指定可 | 4ヶ所のみ |
制限値によるイベント発行 | 前もって登録した制限値を 超えたらイベント発行可能 | なし |
お客様問い合わせ窓口
株式会社ユタカ電機製作所 東日本営業グループ
フリーダイヤル:0120−455125(平日 9:00〜17:00)