YENetAgent ファームウエア Ver.2.44.DT520.YU07の修正内容 2013年8月20日 (1) UPSエラー(故障)発生時のSNMP TrapとMailのメッセージ内容に誤りがあったのを修正する。 ・SNMP Trapについて 前バージョン(Ver.2.44.DT520.YU04、以下YU04)では  UPSエラー(故障)が発生時に「upsTrapTestCompleted」というTrapと               「upsTrapAlarmEntryAdded+upsAlarmBatteryBad」が送信される。  回復時に         「upsTrapTestCompleted」というTrapと               「upsTrapAlarmEntryRevoded+upsAlarmBatteryBad」が送信される。 修正バージョン(Ver.2.44.DT520.YU07、以下YU07)では  UPSエラー(故障)発生時に「upsTrapAlarmEntryAdded+upsAlarmGeneralFault」、 回復時に        「upsTrapAlarmEntryRemoved+upsAlarmGeneralFault」 が送信されるようにした。 ・Mailのメッセージ内容 前バージョンYU04では  UPSエラーの発生時に "状況: 自己診断は失敗しました。"  UPSエラーの回復時に "状況: 自己診断は正常でした。" を送信していた。 修正バージョンYU07では  UPSエラーの発生時に "状況:UPS故障が発生しました"  UPSエラーの発生時に "状況:UPS故障から回復しました" を送信するようにした。 なお、通常、故障が発生した場合、バイパス運転になるため、同時に SNMP Trapでは  故障発生時に 「upsTrapAlarmEntryAdded+upsAlarmOnBypass」が送信される。  回復時に   「upsTrapAlarmEntryRevoded+upsAlarmOnBypass」が送信される。 Mailでは  UPSエラーの発生時に "状況: UPS はバイパス状態になりました"  UPSエラーの回復時に "状況: UPS はバイパス状態から復帰しました" が発行される。これはYU04、YU07とも正常に動作する。 (2) UPS過負荷時にSNMP Trapが送信されないのを、送信されるようにした。 前バージョンYU04ではWebメニューの「UPS設定」の「警告しきい値」の最大接続負荷容量(%)を越えても、SNMP Trapは送信されない。 修正バージョンYU07では  発生時に 「upsTrapAlarmEntryAdded+upsAlarmOutputOverload」を送信する。  回復時に 「upsTrapAlarmEntryRemoved+upsAlarmOutputOverload」を送信する。 (メールは前バージョンYU04、修正バージョンYU07とも、それぞれ"状況:UPS過負荷"、"状況:UPS負荷は正常"が送信されています) (3) UPS温度異常時にSNMP Trapが送信されないのを、送信されるようにした。 前バージョンYU04ではWebメニューの「UPS設定」の「温度しきい値(℃)」を越えても、SNMP Trapは送信されない。 修正バージョンYU07では  越えた場合に「upsTrapAlarmEntryAdded+upsAlarmTempBad」、  下回った場合に「upsTrapAlarmEntryRemoved+upsAlarmTempBad」 を送信するようにした。 (メールは前バージョンYU04、修正バージョンYU07とも、それぞれ"状況: UPS高温度"、"状況:UPS温度正常"が送信されています) (4) SNMP trapの送信制御、およびMailの送信制御をそれぞれのイベント選択で出来るが、いくつかは正常に動作していなかったのを 正常に動作するようにした。