【ニュースリリース】『世界最小クラス』オンラインUPSに長寿命7年バッテリ搭載
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『世界最小クラス』(※1)オンラインUPS:「Super Smart」シリーズ
要求多い「メンテナンス負担低減」のため、長寿命7年バッテリーを搭載
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株式会社ユタカ電機製作所(所在地:東京都品川区西五反田7−25−5,代表取締役社長:倉橋 義孝)は、昨年6月に販売開始した世界最小クラス(※1)常時インバータ給電・正弦波出力方式無停電電源装置(オンラインUPS):「Super Smart」シリーズ2機種のバッテリー期待寿命を5年から7年に改善し、この1月20日(火)より出荷する。価格は、従来据え置きとする。
一般的にUPSで電力バックアップをしているICT機器(※2)の使用またはリース期間が5年以上であることから、現状では最低1回のバッテリー交換をしなければならない。そのために交換時期を管理したり、交換用バッテリーを手配したり、配線や筐体の分解・再組立など煩雑な手間が付きまとう。それ故UPSのメンテナンスフリーへの強い市場要求があり、それに対応する長寿命化のための技術的課題を解決した。
ユタカ電機製作所は、従来からバッテリー期待寿命5年を標準採用しており(市場では2〜3年が多い)、この改善により最長7年間(※3)バッテリー交換が不要になり、ユーザーのメンテナンスに関する管理負担と費用を大幅に低減できる。一般的なICT機器の使用期間内であれば、既採用の長寿命ファンとも併せてメンテナンスフリーになる。
同シリーズは、常にクリーンな電力を出力する安定性に優れた常時インバータ給電・正弦波出力方式の同等出力容量機種に比べ最も小型であること(※4)を狙って開発した。クリティカルな性能が要求されるセキュリティ、金融、医療事務機器や設置場所に制約のある流通機器、装置組込用として最適な製品であり、今回の改善で更に利用価値が上がり使用範囲が広がることを期待している。
(※1)ユタカ電機製作所調べ。
(※2)無停電電源装置(UPS)は、主にサーバやストレージ,ルータ,ハブなどの情報通信(ICT)機器に使用され、停電時や電源電圧の瞬間的な低下時に電源のバックアップや電圧安定化を補償する装置。
(※3)バッテリー寿命は使用環境温度により変化する。
(※4)デジタル化技術を駆使し高性能・小型化を達成。(特許出願中)
仕様表(抜粋)
UPS510SS | UPS1010SS | |
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入力電圧変動範囲 (定常運転時) | AC48(50%負荷時)〜146V | |
入力周波数変動範囲 | 35〜75Hz | |
効率 | 90%以上 | |
出力容量 | 500VA/400W | 1000VA/800W |
停電補償時間 (初期値,周囲温度20℃) | 3分以上(350W負荷時) 20分以上(100W負荷時) | 3分以上(700W負荷時) 20分以上(200W負荷時) |
出力周波数安定度 | 50/60Hz±0.5%以内 | |
バッテリー種類 | 長寿命(7年)小型シール鉛蓄電池 | |
外形寸法(cm) | 25.0×6.9×30.0 | 25.0×6.9×38.0 |
同等出力容量の 従来機種との体積比率 | 0.39 当社製600VA/420W UPS610HSとの比較 | 0.44 当社製1000VA/700W UPS1010HSとの比較 |
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株式会社ユタカ電機製作所 東日本営業グループ
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