06-07-28 Ver.3.03.09 ◆アプリケーション部分 [不具合修正] ・ごく稀にSNMPで停電や温度異常等の異常回復後、RCF1628ならupsTrapOnBattery、JemaならjemaUpsTrapOnBatteryの  trapを1分ごとに発行を続ける不具合を修正。  (注:停電が継続しているならばupsTrapOnBattery、jemaUpsTrapOnBatteryのtrapが1分ごとに発行を行うのは正常な動作) (06-08-18 文章修正。Jemaでも発生すること、停電以外の異常回復でも発生する事を追加する) ・SNMP(Jema、RFC1628両方)で停電等のイベントが連続して発生するとtrapの送信待ち情報を蓄えるエリアを越え、  他の部分を破壊し、snmpが動作しなくなる不具合を修正。 ・1.4K系UPSでごく稀に停電が回復しても「UPS警告回復」のイベントがあがらず、監視画面の最終イベントも警告発生等  のままになることがある不具合を修正する。  基本的には警告回復の処理は受け付けているので、停電回復やSNMPの動作には影響しないが、  メール、メッセージが送られない、イベントログに記録が残らない、監視画面の最終イベントが変わらない等が発生する。 ・スクリプトのテストを実行すると途中で止まる不具合を修正。  Windows版の際に発生しやすい。Ver.3.3.08でのみ発生する。 [仕様変更] ・SNMPのRFC1628のupsAlarmID、upsAlarmDescr、upsAlarmTimerの出力方法を変更した。  ・upsAlarmIDは従来は最終イベントと一致するalarmID(オブジェクト番号)に対して1を返し、それ以外は0を返していたが、   このバージョンより現在発生している全てのイベントに対応するalarmID(オブジェクト番号)に対して1を返すようにした。  ・upsAlarmDescrは従来は最終イベントと一致するalarmID(オブジェクト番号)のみそのオブジェクトを表すoidを返し、   一致しない場合は返答しないようにしていた。   このバージョンより現在発生している全てのイベントに対応するalarmID(オブジェクト番号)には  そのオブジェクトを表すoidを返すようにした。一致しないものはoidの最後の桁を0で返すようにした。  ・upsAlarmTimerは従来は全てのalarmID(オブジェクト番号)毎に保管されていたUnix時間(1970年1月1日からの累積秒)を返していたが   ボード起動からの経過時間(秒)×100を返すようにした。   また、イベントが発生していなければ0を返すようにした。 ◆カーネル部分 [不具合修正] ・udpのclose処理に不適切な処理が残っていたため、(ホスト)管理を繰り返すとcloseがうまく行われず、  Webの表示の途中で止まることがある。  udpのclose処理を元の状態に戻し、正常となる。  その他のudpを使用しているアプリケーションとしてsnmp、ntp、syslogがあるが、これらには  影響しない。