Advanced NW boardU アップデートモジュール ◆バージョンとモジュール名 ---Ver.5.01.01--- ◇総合バージョン Ver.5.01.01 19-01-18 ◇モジュール up5_01_01.udf ◆不具合修正 ◇Ver.5.01.00にて工場出荷時、および完全初期化を行うと、シャットダウン設定の 「停電回復後のUPS再起動動作」は本来「起動」ですが、「停止」に 「復電後起動遅延時間」は本来は「10秒」ですが「0秒」になる不具合を修正しました。 ◇ログメール送信で、「フル送信」の場合、送信の件名に「$k」を指定しても、"フル送信"に展開されない不具合を修正しました。 そのため、例えば、「$l:$k UPS71」と設定した場合、メールの件名には 計測ログ: UPS71 ←フル送信時 計測ログ:定時送信 UPS71 ←フル送信時 となっていましたが、修正後は 計測ログ:フル送信時 UPS71 となります。 ◇SNMPでjemaUpsConfigIntervalTrapTimeでのtrapの送信時間を1秒に設定しても2秒毎になるのを修正しました。 ◇インバータユニットのバックアップ、リストアで、 バックアップしたデータの先頭にスペースが1つつく不具合を修正しました。 ◇USBメモリへのログ保存時に、Shift-JISに変換して保存を行うと、一部の漢字が正しく変換されず、 それ以降がログに残らない不具合を修正しました。 具体的には「イベントログ」で、正しくは 2018/xx/xx,xx:xx:xx,Advanced NW board U動作開始 となりますが、これまでは 2018/xx/xx,xx:xx:xx,Advanced NW board となっていました。 ◇Ver.5.00.xxでバックアップしたパラメータをVer.5.01.00にリストアしても 「シャットダウン設定」の「停電回復後のUPS再起動動作」、「復電後起動遅延時」に反映されない不具合があり、 修正しました。 ◇jemaUpsAutoRestart(1.8.3.1.5)やUpsAutorRestart(1.8.5)は  シャットダウン設定の「停電回復後のUPS再起動動作」の内容の取得ですが、  Ver.5.01.00ではgetしても正しく取得できない不具合を修正しました。 ◇Ver.5.01.00にて RFC1628で停電が発生した際、upsAlarmDescrに ・upsAlarmDepletedBattery(1.6.3.4) 放電終了 ・upsAlarmAwaitingPower(1.6.3.21) 停電確認待ち を返していましたが、返さないようにしました。 UPSが出力停止、またはバイパス運転中に ・upsAlarmShutdownImminent(1.6.3.23) 停電回復待ち を返していましたが、返さないようにしました。 ◇jemaUpsBatteryLifetimeRemaining(1.2.10)はmibでは正の整数ですが、 残時間がマイナスになると、マイナス値を返していたのを、0を返すように修正しました。 ◇半導体温度異常が発生しても  JemaのjemaUpsTrapFatalFault(2.14)のトラップがあがらない不具合を修正しました。  同様に  jemaUpsAlarmFatalFaultDetail(1.6.2)、および、 jemaUpsAlarmFaultDetail(1.6.4)では文字列「半導体温度異常」を返すようにしました。 jemaUpsAlarmFatalFaultStatus(1.6.1)は1003を返すようにしました。 ◇冗長連携で同期停止を指定しても同期停止待ちが途中で中断し、同期停止しないことがある不具合を修正しました。 ◇スクリプトの初期化を行っても「停電シャットダウン開始イベントで実行」がクリアされないのを修正しました。 ◆仕様変更 ◇RFC1628のupsAlarmDescr(1.6.2.1.2)の返答方法を ・従来通り全てを返す ・イベントが発生している項のみupsAlarmDescr.1から詰めて返す を選択できるようにしました。 ◇スクリプトの受信バッファは従来600byte(599byteまで)で、これを超えると163エラーにしていましたが、 バッファのサイズを4000byteまで増やし、さらにバッファを超えた場合でもエラーとはせず、 4000byteでいったん区切るようにしました。 ◇停電等が発生しても、その情報がWeb処理やSNMP処理にすぐに反映されなかったのを修正し、  UPSから情報を取得後、すぐに繁栄されるようにしました。