Advanced NW board アップデートモジュール ◆バージョンとモジュール名 ---Ver.4.05.08--- ◇総合バージョン  Ver.4.05.08 18-08-06 ◇Linux Kernel   バージョン  Build #19 2009-10-30  モジュール名 gz091030z.lnx 変更なし ◇アプリケーション  モジュール名 ap4_05_08.suf ◆不具合修正 ◇スケジュール起動を指定し、その時間の間、ボードが完全停止、スケジュール起動時間を経過後に  ボードが起動した際に、直近の未実施のスケジュール起動があれば、起動させるようにしています。  (スケジュールが「停止」は無視しています)  ボード起動時、既にUPSが出力開始状態だと同じ状態であるので、本来ならこの未実施のスケジュール起動は実施済みとし、  以降の動作には影響を与えないようにすべき所、実施済みとしておりませんでした。  そのため、再度、UPSとボードが起動し、その際にUPSが出力停止状態だと、スケジュール起動してしていました。  上記のような場合、ボードが起動し、直近のスケジュールが存在した場合、実施の有無にかかわらず、  そのスケジュールは実施済みとし、以降の動作には影響を与えないようにしました。  この不具合はAdvanced NW boardの最初のリリースから存在していました。  新Advanced NW boardUではスケジュール部分を完全に作り直したため、  上記のような不具合は発生しません。  ・不具合の動作例    スケジュール起動を10:00に設定   9:00 停電によりシャットダウン、UPS、ボードとも完全停止になる。 10:00 スケジュール起動時間だが、ボードが停止しているので、何もしない。  11:00 復電によりUPSが起動し、出力を開始。     ボードも起動し、直近のスケジュールは「10:00起動」であり、     UPSの状態(出力中)と同じであるため、このスケジュールは未実施のまま保留。 12:00 UPSに対して指示停止。 12:10 UPSへの通電を止める。UPSとボードが完全停止になる。 13:00 UPSへの通電を再開する。     UPSは12:00に出力停止を指定しているので、UPSは出力を開始しない。     ボードも起動し、直近のスケジュールは「10:00起動」が未実施となっており、     UPSの現在の状態と一致しないので、UPSに対してスケジュール起動を指示し、     UPSは出力を開始する。  ・修正版での動作例  スケジュール起動を10:00に設定   9:00 停電によりシャットダウン、UPS、ボードとも完全停止になる。 10:00 スケジュール起動時間だが、ボードが停止しているので、何もしない。  11:00 復電によりUPSが起動し、出力を開始。     ボードも起動し、直近のスケジュールは「10:00起動」であり、     UPSの状態(出力中)と同じであるが、スケジュール「10:00起動」は実施済みとする。 12:00 UPSに対して指示停止。 12:10 UPSへの通電を止める。UPSとボードが完全停止になる。 13:00 UPSへの通電を再開する。     UPSは12:00に出力停止を指定しているので、UPSは出力を開始しない。     ボードも起動し、直近のスケジュールは存在しない(10:00起動は実施済み)ので、     UPSに対して何も指示をしない(UPSは出力停止のまま)。