Advanced NW board アップデートモジュール ◆バージョンとモジュール名 ◇総合バージョン  Ver.4.01.01 09-08-24 ◇Linux Kernel バージョン  Build #17 2009-02-13  モジュール名 gzlinux090213.lnx  前総合バージョンから変更はありません ◇アプリケーション  バージョン  Ver.4.01.01 2009-08-24  モジュール名 ap090824.suf ●仕様変更 ・スクリプト実行時に受信タイムアウトエラー(code=163)が発生した場合、受信した文字列をログに表示するようにした。  これまでは改行コードがあれば表示していたが、プロンプト等、最後に改行コードが無い物だと表示しなかった。  そのため、従来は何を受信して止まっているかわからないことがあったが、この変更により、最後に来ている文字列が  判明するため、対策が行いやすくなる。 ・スクリプト実行時、指定IPにターゲットがいない等はTimeOut error(Read function)(code=163)だったものを  判別がつく場合、ssh/telnet exec error 3(code=143)になるようにした。  ターゲットが存在しない場合、およびUnix系であればターゲットがtelnet/sshをサポートしていない場合、  瞬時にエラー終了するため、それを判別し、ssh/telnet exec error 3(code=143)になるようにした。  Windowsの場合、telnetをサポートしていなくてもエラー終了するのに1分以上かかるため、  従来と同様にTimeOut error(Read function)(code=163)となる。 ・スクリプトのテスト実行時にエラーが発生した場合、エラーコードをスクリプト実行画面に表示するようにした。 ・アプリケーションのアップデート時、アップデートファイルを展開する際にエラーが発生した場合、   「アップデートに失敗しました。 ファイルが壊れているか、アップデートファイルではありません。」  と表示するようにした。  同様にシャットダウン中やアップデートファイルが正常に作成されていなければそれぞれ   「アップデートに失敗しました。 シャットダウン中です。」   「アップデートに失敗しました。 ファイルをオープンできませんでした。」  と表示するようにした。  従来はこれらのエラーが発生し、アップデートを異常終了した場合でも、画面上は正常に終了した様に表示され  再起動を行っていた。  (従来でもサイズが異なったり、拡張子が異なったり、中断した場合はエラー終了するようにしていた) ・スクリプト設定のヘルプのスクリプトコマンド、変数の説明が更新されていなかったので  最新の内容に更新する。 ●機能追加 ・SSHの公開鍵認証に対応する。  ネットワークメニューに「SSH公開鍵認証設定」が追加され、ここで公開鍵認証のための秘密鍵、公開鍵の生成、  および公開鍵のダウンロード、パスフレーズの変更等を行えるようにする。  これに関連し、スクリプトメニューに公開鍵が生成されていれば「SSH公開鍵認証を使用しない」のチェックボックスと  スクリプト編集に「公開鍵認証」のサンプルスクリプトを追加。ここで「パスワード認証」を選択すると  「SSH公開鍵認証を使用しない」に自動的にチェックが入る。  なお、詳細な使い方は「SSH公開鍵認証設定」のヘルプを参照のこと。 ・コンソールメニューのnetworkにhttp/https/sshのポート番号を変更できるようにした。 ●不具合修正 ・SSL非対応のhttpサーバーソフトは稀に異常終了することがあるので、常に死活監視を行い、  停止していれば再起動するようになっていた。  Ver.4.1.0でSSL対応のhttpサーバーソフトを追加した際、死活監視の仕方がまずく、  SSL非対応のhttpサーバーソフトが停止したかが判断できなくなり、再起動できなくなった。  死活監視の方法を変更し、SSL非対応のhttpサーバーソフトの停止を確実に把握できる様にし、  停止していれば再起動するようにした。 ・SSL対応のhttpサーバーソフトが起動していなくてもログイン画面で「暗号化ログインへ」が出てしまう不具合を修正。 ・スクリプトでtelnetを使用した際、漢字コードも送受信できるように設定しているが、  コンソールメニューのtelnet実行ではこの設定をしていなかったため、漢字コードが文字化けをする不具合を修正。